水谷昇

2026年

僕たちの春日井を若者たちが誇れる価値の高い町へ


モビリティ・防災・福祉で日本の最先端を行く

春日井市で生まれ育った人も、後から来た人も、みんな春日井っ子です。市民一人ひとりの意見をブロード・リスニングを活用して市政に反映させ、今よりもっと暮らしやすい町にして行きましょう。春日井にはそのポテンシャルがあります。市役所をブレインとして使い、僕たちがこの町をスピード感をもって本質的に変えていくのです。

公務員の事なかれ主義や政治家たちの利益誘導にはうんざりです。このままでは春日井市は良くなりません。町を見回してください。何かが決定的に足りません。それは洗練さです。歩道や花壇、街路樹の手入れが不十分で、電柱の地中化も全く手付かずです。

機能面でも大きな問題を抱えています。市内の公共機関が発達しておらず、完全な自動車社会です。このため、85歳になっても自動車を手放せない人が多く、交通事故のリスクが日増しに高まっています。

一方、春日井市の人口の3分の1が洪水ハザード地域に住んでいますが、大切な洪水対策が利権優先になっており、地球温暖化にともなって洪水リスクが増しています。このままでは春日井市は沈没しかねません。

春日井市は2020年に人口減少に転じ、今後も減少していきます。そのような状況にあって、市がやるべきことは、ここに住んでいる市民の生活の質を向上し、春日井の価値を高めることです。ところが市はいまだに拡大政策を続け、宅地開発に巨額の税金を投入しています。想像力に欠けると言わざるを得ません。

今こそ市政を市民の手に取り戻して、名古屋市の人気住宅街にも負けない安心安全で便利な街づくりを始めましょう。近い将来、春日井市が日本の暮らしやすい自治体ランキングの上位に入ることが目標です。僕たちの町と誇れる街づくりを目指しましょう。

春日井市はこれまで5年ごとの総合計画に基づき、子育て・教育、高齢者・障害者福祉、防災、インフラ整備などに取り組んできました。今後もそれらをしっかり継続していくことが大切です。その費用は市の歳出の85%を占めます。この部分は今すぐに変えることは困難です。ただし、日頃から効率を考え、無駄を省き、必要なところに必要なだけ投入していくことが大切です。

僕が今すぐ変えることを提案するのは残りの15%の部分、投資的予算の使い道です。これは使い方によって町の未来の姿を全く違うものにします。議員の人気取りや利益誘導のために使うのではなく、市民のためだけに使いましょう。春日井がもっと暮らしやすくなるように、モビリティ・防災・福祉で日本の最先端を行く町になるよう挑戦していきましょう。

団塊の世代が生きている間に新しい春日井の姿を見せたい。しかし自分の生活の安定が最優先の公務員や利益誘導に走りがちな政治家では各所にしがらみがあって、変化にはとても時間がかかります。今こそ、市民を見て、100%市民のための施策運営が必要です。僕は成果に厳しいビジネスマンの経験を生かし、実行力とスピード感を持って、春日井市をより良くするための「提案活動」を続けていきます。

最先端都市を目指す

モビリティ・レボリューション

・自動運転バス実用化(3年以内に10路線、4年内に20路線以上で6分毎の運行)
・「バスの駅」の開発と整備
・ライドシェアの本格導入
・限定的な路線と地域で自動運転タクシー実証実験
・自動運転時代に備えた幹線・生活道路の再整備
・歩道の美化
・国道19号に街路樹設置
・学校周辺道路の安全強化
・JR中央線の遅延対策
・JR春日井駅北口周辺開発の加速
・名鉄各駅(関内、牛山、春日井、味美)の周辺道路整備
・交通に関する公聴会常設

安心安全な町にする

防災・防犯対策

・地球温暖化による大雨に備えて庄内川水系の洪水対策の抜本的見直し
・庄内川沿岸(熊野桜佐)及び内津川沿岸(北城)に遊水池を兼ねた緑地公園検討
・遊水機能を持った中規模公園の建設
・災害対策における近隣市町村、県、国、自衛隊との連携強化
・春日井市民による災害対策ボランティアチーム運営支援
・新設される防災庁の地域拠点誘致
・国際防災救援センター誘致(10年計画)
・日本初の防災専門大学誘致(10年計画)
・防災大学内に災害テーマ施設を建設(10年計画)
・高蔵寺にペットシェルター公園を建設
・防災に関する公聴会常設

子どもと若者はみんなの宝である

子育て・教育政策

・小学校の給食無償化(国が実施)
・中学校の給食無償化
・幼稚園・保育園の給食費無償化
・高校への給食導入と無償化検討
・自動運転バスの学生パス導入
・愛着の持てる学校へと小中学校の校舎立て直し
・保育園の夜間/休日対応支援
・中学校の生徒会及びPTAからの要望があれば制服を原則廃止
・市内の高校の生徒会から制服原則廃止の要望があった場合、市から県に要請
・全国中学校体育大会の春日井市予選は3校によるリーグ戦へ(各チーム2試合以上)
・全国中学校体育大会の春日井市予選には各校が2チーム以上出場(3年生の出場は必須)
・全国中学校体育大会に参加するすべての競技について2月にトーナメント式の春日井市長杯を開催
・不妊治療支援
・春日井市立大学を設立して地方の政治/経済/文化を専門に研究・教育(10年計画)
・子育て/教育に関する公聴会常設

一人たりとも惨めにしない

福祉政策

・自動運転バスのシニアパス導入
・特別擁護老人ホーム増設
・高蔵寺にシルバーシティ建設(10年計画)
・企業と省力化実証実験をするため市営老人ホーム設立
・介護事業における高齢者採用支援
・高齢者相談員3倍増
・高齢者と障害者のための出張行政サービス実施
・高齢者向けサービス付き市営住宅を駅前に建設
・高齢者遺産寄付基金設立
・福祉に関する公聴会常設

最後の1秒でも命を伸ばす

医療政策

・救急車専門消防署を設置して救急車と救急隊増加
・救急医療体制強化
・市民病院と企業による医療現場の省力化実証研究促進
・中高年向け健康管理セミナーの定期開催
・医療に関する公聴会常設

お金がないと結局なにもできない

経済・産業政策

・操業10年以上の企業に最大1億円の新規事業補助金
・介護分野の省力化技術開発に最大1億円の補助金
・医療分野の省力化技術開発に最大1億円の補助金
・防災分野の技術開発に最大1億円の補助金
・農地集約化に最大1億円の補助金
・補助金供与を決めるためのweb公聴会開催
・駅周辺のマンション建設の土地改良に最大1億円の補助金
・最大1000万円の創業支援
・最大1000万円の創業支援
・熊野桜佐土地区画整理事業の見直し(観光資源として検討)
・高蔵寺リ・ニュータウン計画の見直し(ダイナミックに再定義)
・経済/産業に関する公聴会常設

市民生活をもっと便利にする

行政サービス

・市長室を市役所ロビーのオープンスペースに移転
・図書館の自習スペース3倍増
・空き家・空き地の売却促進強化
・道路/インフラホットラインを設置して道路等の補修を迅速化
・市の予算をハード(宅地開発など)からソフト(市民活動支援)へ大胆にシフト
・春日井市の未来を決める重要事業についてブロードリスニングを実施。結果次第で正式な住民投票実施

実働部隊の役人が動かないと始まらない

市政改革

・職員作業の徹底的なIT化で生産性の向上
・組織/承認作業の見直しによる迅速化
・省力化による職員の高付加価値作業への集中
・パート職員の複数年雇用化で知識ノウハウ蓄積
・プロジェクト事業へのパート職員の積極採用
・職員の新卒採用を原則廃止して5年以上の民間企業経験者の中途採用に限定
・一般事務職員の採用数半減(目標)
・民間企業および政令指定都市・中核都市・海外姉妹都市との人事交流促進(全ての若手職員が2-3年経験(目標)
・職員が民間の感覚を身につけるよう副業奨励
・防災、経済、観光、子育て、教育など専門的職員を育成するための人事改革
・不要な公共事業の見直し
・定型的事業に関して入札時に複数年契約
・プロポーザル方式の入札増加
・プロポーザルにおける市内中小企業・個人事業主優先
・プロポーザル方式の入札における市内未経験企業歓迎
・若者が活躍できる風通しの良い組織に命令系統改革
・職員の心のケア強化
・市政運営に関する公聴会常設


なぜ、春日井市長選挙への立候補を検討しているのか?

僕はタイのバンコクで17年間、経済記者・編集者として働いてきましたので、その経験を活かして国際的な仕事をしたく、2015年に名古屋市で起業しました。現在は外国人専門(インバウンド)旅行業と外国人労働者支援の仕事をしています。このため日本の社会や経済を見るときは常に国際的な視点が入ります。

日本の国際的な地位は僕が就職した40年前に比べると驚くほど低下しました。一人当たりの国内総生産(GDP)は世界2位だったのですが、2023年には26位に低下して韓国に抜かれました。日本の国際的競争力も2位から35位に低下し、台湾、中国、韓国、タイ、そしてインドネシアにさえ抜かれました。今では外国人が、日本は安い安いと観光に訪れ、土地や住宅まで買い漁っているのです。日本の人口はどんどん減って高齢化しており、末恐ろしい状況です。

ところが、日本をリードしていかなければならない政治家の人たちは党利党略、私利私欲を優先し、日本と日本人の将来のための政治をしてくれません。これに僕が嘆いていても、何も変えられません。そのため一念発起して選挙に出ることにしたのです。それが2024年11月の名古屋市長選挙でした。

政治的バックグラウンドを持たない僕が国政に出ても、すぐに大きな変化を生み出すことはできません。日本は小さな国ではないのです。それよりも今自分が働いている名古屋市を、東京と大阪に負けない街に変えることが先だと思いました。日本の少子高齢化は急速で、主要都市であっても政策を失敗すれば衰退しかねません。まずはしっかり名古屋市を強化すべきと考えたのです。

しかし僕は名古屋市長選挙で残念ながら敗れました。僕の最大公約は、巨大なテーマパークを誘致して経済を活性化し、税収を増やして社会サービスを強化する政策だったのですが、その意義を有権者の方々にうまく伝えることができなかったためだと反省しております。そこで次は、名古屋も含めた愛知県の経済活性化に取り組みたいと考え、YouTubeを使って政治活動を始めました。

灯台下暗し

僕は自分が生まれ育った春日井市は大丈夫だと思っていました。名古屋のベッドタウンであり、政治家や公務員が市民を見て市政運営をしていれば、特に難しいことはなく、問題はないと安心していたのです。ところが、少し調べてみただけで、市民のための市政が行われていないことがわかりました。売れもしない田舎の農地や雑木林を宅地化して利権者が潤う事業をいまだに続けているのです。

さらに桜佐町と熊野町の宅地開発には驚きました。あの周辺は昔から洪水地域で、春日井駅に近いにもかかわらず、宅地開発は進まず、田畑のままでした。2021年には洪水ハザードマップで重大な洪水の可能性が改めて示されています。春日井市はそこに200億円以上も投じて宅地化しようとしているのです。

ある市会議員に話を聞くと「あそこは30年前に計画されたところで、それに沿って実施しているだけ」と説明してくれました。しかし洪水ハザードマップの公表で桜佐町の土地価格は急落しています。春日井市の人口は減少しており、市内にはあちこちに空き家や空き地が目立つようになりました。わざわざ洪水リスクの高い地域を新たに宅地開発する必要はないのです。

一方で、町を見れば歩道も道路もガタガタなところが多く、手入れもしていない花壇や電柱が妨げになって自動車が通りにくい。高齢者ドライバーが急増して危なっかしくてしかたない。名古屋は東京や大阪から大きく遅れていますが、春日井はその名古屋から大きく遅れていたのです。

春日井市を市民目線で変えていく時期

地元の利権と結びついた政治家や公務員には想像力が欠け、春日井市の価値を高めることはできません。雑木林や農地を住宅地や工業用地にする拡大政策しか思いつきません。そこに時勢を見て臨機応変にリスクマネジメントしていく概念はありません。

例えば三菱商事が秋田県の洋上発電計画を白紙撤回して秋田県に衝撃を与えましたが、これは企業が生き残るためにビジネスの将来性に敏感だからです。春日井市政もリスクマネジメントをしっかりして、無駄なお金を行わないようにすべきです。それは投資を抑制することではありません。本当に必要なところに集中的に投資していくことです。

春日井市は今、市民の高齢化、人口減少、空き家・空き地の増加による犯罪率上昇、洪水、自動車社会の破綻といった大きなリスクをたくさん抱えています。その事実から目をそらさず、しがらみを断ち切り、大胆な変革に挑戦しなければならない時期にあります。春日井市が本当に良くなる、春日井市の価値が高まる、市民目線による市政運営をしなければなりません。春日井市の市政を軌道修正するには、市民みんなが考え、自らの脚で立ち上がって行動していかなければならないのです。

 

プロフィール

・氏名:水谷昇(みずたに のぼる)
・1963年6月 愛知県春日井市生まれ
・第三保育園、篠木小学校、東部中学校、春日井高校卒
・北海道大学理学部卒
・株式会社富士通
・ベンチャー企業2社
・タイ/バンコクの日本語新聞社にてアジア経済記者
・2015年6月 名古屋市中区にて起業
・2024年11月 名古屋市長選挙に立候補(4位)
    インバウンド専門旅行業/外国人労働者支援業/アジア言語専門翻訳業に従事。
連絡先メール:noboru007@gmail.com

成長戦略YOUTUBER 水谷昇

成長戦略YOUTUBER 水谷昇